4主軸2NC旋盤とは
“アイドルタイムを極小化すること” を目的に開発されたワーク着脱のロスタイム「ゼロ」マシン。
4本の主軸は、加工軸2スピンドル + ローディング軸2スピンドルにて構成されています。
つまり、2本の主軸(スピンドル)で加工中に、別の2本でローディング&アンローディングやワーク反転を同時に行ないますので、ロスタイムはゼロ!両作業が完了すれば主軸ドラムはマシニングセンターのパレットチェンジャーのように180°旋回します。
※実質アイドルタイム(機械停止時間)は、キャリアユニットの旋回時間のみとなります。
(HS4200で約1.5秒、VT4-350で約5.0秒になります)
特徴
01
第1&第2主軸で加工中に、第3&第4主軸では ローディング/アンローディング作業
▶︎加工/着脱同時進行だから、ローディングタイムは実質ゼロ!
02
チャックが4つあるので4つのオペレーション(OP1、OP2、反転、ワーク脱着)を1台に集約し、全てを同時に行います。常に切粉が出ている100%に近い高稼働率の旋盤。サイクルタイムを大幅短縮し生産性向上!
03
着脱用主軸が仕切扉の外に露出しているため、チャック交換や手動着脱が容易な機械デザイン。
04
ロボット機上マウントが可能だから、ロボットスペースがゼロなのに自動化を達成。
ロボットをスライドレール上に載せれば、ガントリーローダー並みのストロークを獲得。
❶ローダーアイドルタイム ⇒ 加工とワーク脱着を同時に行う“ゼロ秒ローディング”で解決!
❷1次と2次(OP10とOP20)の加工時間の差 ⇒ 1・2次交互加工(AA/BB加工仕様)で解決!